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現代の恐竜?
皆さんはサメ、エイと聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?
サメですと、背ビレが三角形の凶暴な魚、エイでは、丸くて平たい体でペラペラ泳ぐ、といった感じでしょうね。このイメージは間違いではありませんが、全てではありません。


サメとエイは「軟骨魚綱(こう)」という仲間のくくりに分類されます。コイは硬骨魚綱、私達人間は哺乳綱というくくりになりますから、極端な話、サメとコイでは、人間とコイと同じくらい違う、と言えます。
そんなサメたちの歴史は古く、古代ザメの出現時期はあのシーラカンスより古いのです。こんな風に考えると、サメやエイを生で見られることが現代の恐竜を見ているような凄い事だと感じるかもしれません。
太古より独自の進化をたどったサメ、エイの仲間を新江ノ島水族館ではたっぷりとご覧頂けます。
 
新江ノ島水族館のサメ、エイたち

シノノメサカタザメ
一番大きな相模湾大水槽では、2種類のサメと5種類のエイが暮らしています。その中でひと際目を引くのは巨大な「シノノメサカタザメ」。体長2m体重100kgにも及ぶ巨体には、恐竜のようなゴツゴツとしたツノが並んでいて迫力満点です。カニが大好物で、ペンチのような歯で砕いて食べます。
大きな座布団のような「ホシエイ」はダイバーによく慣れていて、向こうからすり寄って来て餌をねだります。ダイビングショー「うおゴコロ」では、SASのスーツを着たダイバーと競演して人気を博しています。
暖かい海コーナーにはイメージどおりのサメこと「ツマグロ」がいます。いつもビュンビュンと水槽内を回遊していますが、時折クルっと皆さんの方に向きを変えたりして驚かすこともあります。
見るからにギャング風で、人を襲った記録もある種ですが、それほど凶暴ではないので、私達も防護服などは着ず、SASのスーツで水槽に潜って作業をします。

ツマグロ
さらにタッチングプールでは、地元の海に生息するドチザメとネコザメに触る事ができます。ザラザラとした感触はヤスリのようで、まさに「サメ肌」。サメを身近に感じて頂ける絶好の機会です。冬は水が冷たいですが、それでも体験の価値ありです。

皆様もこの冬、新江ノ島水族館のサメ、エイの仲間に是非会いにいらして下さい。

 
(展示飼育グループ 伊藤 寿茂
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