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このプラヌラ幼生はしばらく浮遊すると海底に着底し、イソギンチャクの形に似たポリプに変化します。
ポリプは無性生殖によりクローンを作り、ポリプ自体の個体数を増やします。
その後、環境の変化から繁殖時期を感知し、各ポリプは体がくびれ始め、1つから数十の分身を作るようになります。
この時期のことをストロビラといいます。
やがて皿を何枚も重ねたような形になり、その皿の1枚1枚がクラゲの形に近づきます。
次第にこの皿は1枚ずつ離れて浮遊し、クラゲへと変化していきます。
"立方クラゲ類"は卵からポリプまでは鉢クラゲ類と同じですが、違う点はその後、1つのポリプがそっくりそのまま1つのクラゲになることです。
"ヒドロクラゲ類"は1個体で複数のポリプを形成し、ポリプの様々な部分からクラゲ芽ができ、数個体のクラゲができます。
一方もうひとつの「有櫛動物」のクラゲのクシクラゲ類は、ポリプの時代が無く、その生涯をほとんどクラゲの姿ですごします。
雌雄同体なので、1個体で有性生殖が可能です。
その他にも、クラゲはさまざな生活史が知られています。
オキクラゲはポリプの時代が無く、プラヌラ幼生から、いきなりクラゲになります。
コモチクラゲは体の一部分にクラゲ芽をつくり、小クラゲになり切り放されます。
ヤクチクラゲは体が半分に分裂して増えます。
そして真打とも言うべきベニクラゲは、その一生を終える頃に再び若返ることが出来るという不老不死のクラゲとして知られています。
このように、クラゲの生活史は信じがたいほどに多種多様なのです。
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