Titanium チタニウム
21世紀を担う金属として、あらゆる分野で活躍しているチタニウム。軽くて強い高比強度や耐食性などの優れた特性を発揮し、航空機用材を始まりにさまざまな領域で可能性を拡げてきました。現在では白金に並ぶ卓越した耐海水性が高く評価され、発電や海水淡水化、石油精製などの産業分野にも進出。時代の最先端をいく金属として、注目されています。また、地殻中4番目に豊富に存在するチタニウムは環境汚染に荷担しないリサイクル指数の高い金属としても各方面から脚光を浴びています。

 
グレード
ひとくちにチタニウムといっても多くの種類があります。ATOMIC TITANIUM REGULATORに使用しているのは、なかでも特に強度のあるASTM GRADE5というグレードのチタニウム合金を使用しています。ASTM GRADE5は純チタンと比べて、機械特性に優れています。
 
環境
チタニウム部品は生産時にメッキ工程を必要としないため、環境に優しい製品となっております。
 
対塩害腐食
チタニウム分子と空気中の酸素が結合して部品表面に安定した”不働態皮膜”を形成します。このごく薄い酸化皮膜が過酷な環境からチタニウム自体を保護することにより、塩害腐食がほとんど無く部品のメンテナンスサイクルを長く設定できます。
 
精  度
ATOMIC TITANIUM REGULATORに使用されているチタニウム部品はすべて削りだしによるものなので、メッキ処理を施した部品に比べ、仕上げ寸法の精度をあげることができます。
 
比重
純チタニウムの密度は、4.51で銅の約2分の1、鉄の約6割。従来のブラス(黄銅)製に比べると、飛躍的に軽量化が達成されました。
 
比強度
引張強さは270〜620N/muでステンレス鋼や普通鋼を上回り、アルミニウムの約3倍の比強度を誇ります。ねばり強さ、絞り強さに優れており、ダメージにも強く、キズがつきにくくなっています。

 
Weight Reduction & Bumper 軽量化 & バンパー
金属部分のほとんどがチタニウム(T2)になっている事で大幅な軽量化が実現できましたが、さらに緻密な強度計算を行い、余分な箇所の肉抜きを施し軽量化を行いました。また、肉抜き部分にクッション性のラバー部品を使用し、万一の際、ダイバーの後頭部を保護します。(B2、Z2も同様の肉抜きを行っています。但し金属材料はブラスを使用しています)
 
Monel Piston(T-2) 耐食性ピストン
T2レギュレーターのピストンにはモネル合金を採用。モネル合金は63%以上のニッケルと30%程度の銅からなる合金であり、耐食性に優れているので海水中、高温、蒸気中などの厳しい腐食環境の部品に適しています。

 
AFC オートマチックフローコントロール
陸上や水面においてベンチュリー効果で発生するエアーの吹き出しを制御するために、コントロールノブが取り付けられていて手動で制御する機種が現在、主流になってます。しかしATOMIC TITANIUM REGULATORのオートマチックフローコントロールはマウスピースサイドに取り付けられているダイアフラムセンサーが水圧変化を感知し、制御プレートを自動でスライドさせるため、無用なエアーの吹き出しを押さえながら深度に合わせたスムーズな呼吸を可能にしています。
(米国特許5678541)
 
Low Friction Lever Bearing ローフリクションレバーベアリング
呼吸抵抗に大きな影響を与えるデマンドレバーの軸を支える部分に、摩擦抵抗が少なく耐水性に優れているケブラー樹脂を使用しています。これによりデマンドレバーはどんな環境下でも、滑らかで安定した性能を発揮します。
 
Oval Exhaust Valve オーバルエクゾーストバルブ
呼気抵抗が少なく滑らかになるほど、排気抵抗が気になります。
ATOMIC TITANIUM REGULATORは楕円排気バルブを採用し、排気効率をアップさせ、ストレスのない排気を実現しました。
 
Seat Saving Orifice シートセービングオリフィス
従来のレギュレーターのエアーリーク(フリーフロー)の多くは、使用していない時にオリフィスの鋭利な先端部がLPシート面に圧接しているため、変形(オリフィス先端の痕が付く)する事により発生します。シートセービングオリフィスはレギュレーターを使用していない時(圧力が掛かっていない時)、オリフィスはスプリングワッシャーの反発によってファーストステージ側に後退し、LPシートには軽く触れているだけです。使用時(圧力がかかった時)は、オリフィス本体が圧力によって、調整した適正位置まで移動し、LPシートと圧接し、エアーを止めます。よって、フリーフローを最小限に押さえると共にLPシートのライフタイムを大幅に延ばすことが出来ます。

(米国特許5803073)

 
Rapid Adjustment Knob(R.A.K) 可変吸気抵抗装置
RAKノブを廻し、調整する事により、LPスプリングの張力(反発力)を変化させ、ダイバーの必要とする吸気抵抗を設定する事ができます。
 
Balance Poppet,Balance Chamber バランスポペット、バランスチャンバー
呼吸フィーリングを陸上で呼吸するような自然な感覚に近づけたい。そんな願いから生まれたのがバランスポペットです。バランスポペットはLPスプリングの基本張力(反発力)を低減する事が可能で、吸い始めから、過呼吸時までの追従性が向上し基本呼吸抵抗が大幅に軽減されています。


 
Over Haul オーバーホール
通常レギュレーターのオーバーホール(定期メンテナンス)は1年毎とされていますが、ATOMIC TITANIUM REGULATORは以下の理由から2年毎となります。但しZ2レギュレーター、Z2オクトパス及びSS1、SS1tiは毎年のオーバーホールを必要とします。

■残塩結晶化による作動不良が極めてまれである。
■塩害腐食がほとんど無い。
■自己潤滑性がある部品を多用しているため、機能低下が最小限である。
■シートセービングオリフィス採用により、LPシートの損傷劣化が少ない。

T2、B2、Ti2に限り、初回のオーバーホール(2年後)工賃を無料で行います。
SS1 TITANIUMに限り、初回のオーバーホール(1年後)工賃を無料で行います。

T2、B2、Ti2はお買い上げ後、最高48ヶ月(約4年間)はメンテナンス費用がかかりません。
ただし、4年満了後の2回目のオーバーホールは有料となります。
(送料及び、保証外での損傷による部品交換に必要な部品代、工賃は除く)